東洋医学の使い方 ~ 私のお気に入りの「気を流す」音楽

気の流れって、東洋医学的にカラダを診るときに、とてもたいせつなことんです。
これって難しい東洋医学的な説明をしなくても、日本人なら何となくわかることですよね。
皆さんは気の流れを良くするために、どんなことをしていますか?
 
ヨガをするとか、太極拳をするとか、ジョギングをするみたいにゆっくりとした軽めの運動はおススメですね。
そのときに、呼吸を意識することはとてもだいじ。
その呼吸については、数回にわたって特集する予定で準備をしていますので、しばしお待ちを。
それ以外にも、好きな香りをかぐとか、お気に入りの曲を聴くなんて方もいるでしょう。
 
わたしの場合は、自分のためにつくってもらった「とっておきのCD」を聴きます
「なんと贅沢な」と思われるかもしれませんが、ホントです。
 
今日は、そのCDについて少し書いてみます。
 
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気流Cafeにいらしたことがある方は、このCDが流れているのをお聴きになったかもしれません。
セミナーのときは基本的には流れません。
私が鍼治療をするときには、かなりの確率で流れています(笑)
とにかくセラピストの方は、これを流して、気の流れを良くしながら施術することをおススメします
 
 
まずは作曲者について。
友人でもある向後 隆さんです。
 
向後さんは数多く渡印し、エスラジインドの音楽理論などを本場インドで学んでいます。
1985年から演奏活動をはじめ、1993年からはインド音楽の理論であるラーガをベースにしたオリジナル音楽の製作もはじめています。
各地の建築や施設に流す環境音楽などを手掛けられ、NHKテレビ・ラジオにも出演。
インド古典音楽の他にエスラジを中心として、Macとシンセサイザーを使った独自の音楽制作をしています。
CD多数。ヨーガ&メディテーションの為の音楽やDVDも製作している方です。(ご本人のプロフィールから要約)
 
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メインはインドのエスラジというちょっと変わった弓楽器で演奏されています。
ジャケットに載せている写真はこんな感じです。
 
 
この楽器、ちょっとみるとインド楽器でもっとも有名なシタールに似ていますが、このエスラジは弓楽器なんです。
つまり弓で弾く楽器で、木をくりぬいてヤギの皮が張ってあるそうです。
弦は約20本あって、弓で弾く弦は数本しかなく、その他の弦は共鳴弦として使われています。
 
共鳴弦って聞いたことがない方も多いかもしれませんが、2本の弦を同じ音程に合わせておくと一方を弾いた時に他方の弦もうなり始めて共鳴しあい、とても豊かな音色効果をつくる弦のことだそうです。
 
このエスラジという楽器はインドでもめずらしいらしいですが、1913年にアジア人で初のノーベル賞を受賞したあのタゴールが、文学作品以外にエスラジを使った多数の詞曲を残していることでも有名です。
 
日本でこのエスラジを演奏できる方はあまり多くないそうです。
ということで、ちょっとお聞かせしましょう。
 

こちらをクリックするとエスラジの音色が聞けます。
どうです、素敵な音色でしょう?
 
もちろん演奏も向後さん。
もう演奏活動をやめられたとお聞きしているので、残念ながら生で聴く機会はもうなさそうですが、
わたしは、はじめて自宅で向後さんが演奏してくれたこのエスラジの音色を聴いたとき、嬉しくて涙がでそうなくらいステキな気分になったんです。
ですから、気流LABOでの鍼灸治療やかっさの施術のときには、たいていこのCDが流れています。
 
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曲の意味や作曲の方向性について、CDのジャケットに書いてある内容をかいつまんで書きます。
 
古代中国では、楽器は金、石、糸、竹、匏、土、革、木の八種類の素材から作られると考えられ、区分されていて、八音と呼ばれています。
八音は古代中国・自然哲学の五行に対応していて、
木(春)ー琴、火(夏)ー笙、土(季夏)ー壎、金(秋)ー鐘、水(冬)ー磬 
となっています。
 
木・火・土・金・水、はそれぞれ身体の肝・心・脾・肺・腎に関連していていますが、
この五臓は、東洋医学の中でもとても大切な働きをしているということは、いまさらいうまでもありません。
 
各季節と五臓などの対応は次のようになっていて、このCDの曲名は五季のそれぞれになっています。
春ー肝:春は「成」、のびのびすることがいいとされている季節。肝はストレスや血のめぐりと関係しています。
夏ー心:夏は「長」、葉がおおいしげる季節。心は精神活動と関係しています。
長夏ー脾:長夏は「化」、日本では年4回ある「土用」とする場合もあり、ものが変化する季節です。脾は胃とともに消化活動を行っていて、元気の素を作りだします。
秋ー肺:秋は「収」、収穫する季節。肺は呼吸、循環や皮膚と関係しています。
冬ー腎:冬は「蔵」、収穫物を倉にしまう季節です。腎は成長・発育・生殖などホルモンの働きに関係していて、腎に元気が沢山あることが=東洋医学では元気で長生き=スローエイジングということになります。
 
これらを踏まえて、向後さんはこんなふうに考えて曲をつくってくれました。
 
インド古典音楽の旋律理論の『ラーガ』は演奏する季節などが決められているものがあり、中国音楽の八音・自然哲学の五行・東洋医学の五臓・インド音楽の『ラーガ』を取り入れ、インドの弓楽器・エスラジと様々な楽器の音を用いた新たなヒーリング音楽を創作してみました。(ジャケットの向後隆さんの言葉)
 
KIRYU(気流)」はいい気が流れるとう意味ですので、そんなイメージでつくってもらったものです。
聴くだけで気の流れが良くなるCD「KIRYU」、是非とも体験してみてください。
 
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気流オリジナルCD 「KIRYU」 全5曲・60分

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