発酵食がカラダにとって必要だという5つの東洋医学的理由 その4

− 東洋医学的日々雑感7:「発酵食」を東洋医学的に考えてみた その4−

 

発酵食がカラダに必要な理由、前回は「微生物と人間の関係について」考えてみました。

今回は酵素ついて考えてみます。

酵素栄養学って知っていますか?

 

4.酵素栄養学って?

 

酵素がカラダにいいと言われるようになって久しい気がしますが、

どうカラダにいいのか知っていますか?

今回は、カラダの酵素をムダ遣いしないためにどうするか? という話です。

 

4−1 体内酵素と体外酵素


酵素には2通りあります。

ひとつは体内酵素で、もうひとつは体外酵素

 

最初に断っておきますが、ここで紹介する考えは、

エドワード・ハウエル(Edward Howell)の「酵素栄養学(Enzyme Nutrition,1985)」

(エドワード・ハウエルの著書としては「医者も知らない酵素の力」が分かりやすいです)

にもとづいています。

 

彼が臨床結果をもとに提唱した考え方で、

実験によって実証されたものではないので、仮説と言っていいかもしれません。

世の中で「酵素ってカラダにいいですよ」というほとんどの発言では、

知ってか知らずか、この酵素栄養学の考え方を使っているように思います。

話をもとに戻します。

酵素には体外酵素と体内酵素があります。

体外酵素は食物酵素ともよばれます。

これは生の食材に含まれていて、食物自身を消化するための酵素です。

 

一方、体内酵素は潜在酵素ともよばれます。

これは人間が生まれつき持っている酵素で、消化酵素代謝酵素の2つを合わせたものです。

消化酵素は、食べたものを消化・吸収するために必要なものです。

代謝酵素は、消化以外の生命活動に必要なものです。

 

ちょっと複雑になってきたので、整理してみましょう。


・体外酵素=食物酵素

・体内酵素=潜在酵素=消化酵素+代謝酵素


という関係になっています。

このうち潜在酵素は補給できないということになっています。

ですから、「なるべく食物酵素を多く含む食べ物を食べて、潜在酵素を節約しましょう」ということになります。

 

ただし、酵素は加熱で失活(効果を発揮できなくなる)するので、

なるべく生で食べるのが良いということになるわけ。

 

ここでやっと発酵の登場!

どうして煮たり焼いたりするかというと、食べやすくするため。

じつは発酵というのは、煮るのと同じような調理法なんです。

発酵させるということで、生で、栄養素や酵素を失わず、美味しく、消化にいい食べ物にできるということ

結びつきましたか?

 

 

4−2 東洋医学と酵素栄養学


東洋医学には“”という考え方があります。

これは簡単にいうと、気血水などのカラダをつくる物質のもとになるもの。

この精には大きく分けて2種類あります。

ひとつは先天の精、もうひとつは後天の精です。

 

先天の精は、生まれつきカラダに備わっていて、ドンドン減っていくんです。

だから「なるべく浪費しないようにしましょう」というのがいわゆる養生法。

後天の精は、食べ物と空気から得られるもの。

だから、健康で長生きするには「なるべく質のいい食べ物を取って、いい空気を吸いましょう」ということになります。

 

なんだか似ていますよね!

そう思って表にしてみました。

 

酵素栄養学

東洋医学

潜在酵素

先天の精

食物酵素

後天の精

 

ここでやっと東洋医学と酵素栄養学が結びつくでしょう?

そうなんです。似たようなことを言っているんですよ。

 

つまり、酵素を豊富に含んだ食べ物を食べると、

人間が生まれつき持っている精=潜在酵素を節約して長持ちさせる(健康で長生きする)ことができる、ということ。

そして、酵素を豊富に含んで美味しい食べ物は、発酵食ということになりますね。

今回は、酵素栄養学と東洋医学の関係について考えてみました。

 

 

まとめ

本日のまとめです。


・酵素を活かすには生で食べるのがベスト!

・生の食材を活かすには発酵させて食べるのがベスト!


 

 

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