東洋医学的日々雑感18 「『論語』について最近考えてみたこと(3)」

『論語』について、まだ続きます(笑)
今回は『論語』にからめて「古典」についても考えてみました。
このブログを読んで『論語』について少しでも興味を持った方は、
生きるための論語』『超訳 論語』(安富歩)、『論語』(岩波文庫、金谷治訳)などを読んでみてくださいね。
 
1-2.『論語』ってどんな本?
・孔子さまのお言葉
そういえばまだ、『論語』という本について何も書いていませんでしたね。
この本を「キチンとすべて読んだことあるよ」という方は意外と少ないかもしれませんが、
どんな本かはなんとなく知っている方が多いでしょう。
 
『論語』とは、孔子とその高弟たちの言葉や会話を、彼の死後に弟子たちがまとめた本です。
その言葉のなかに、人生訓だったり、処世訓だったりがふんだんに含まれているというわけです。
東アジアで非常に影響力を持っている儒教という孔子を始祖とする思想あるいは信仰にかかわる
重要な書物(『孟子』『大学』『中庸』と併せて四書とよばれる)のひとつです。
 
・わりと短い…原稿用紙30数枚
『論語』と聞くと、かなり教訓めいたことが大量に書かれているイメージがあるかもしれませんが、
実際の文字数でいえば全20編、13700字しかありません。
これって原稿用紙に換算すると約30枚でしかないんです。
意外に短いですよね。
ですからあまり抵抗感を持たずに、是非ともじっくり読んでみてください。
 
 
1-3.じっくり読むことの大切さ
・古典について考えてみよう
ここでちょっと論語から離れて「古典」について考えてみましょう。
古典とか名著とよばれる書物は、長いあいだ多くの人たちに読まれ、親しまれ、評価を受けてきたものです。
ということは、そこにはある意味、いままで読み継がれてきた何らかの理由があるはずです。
 
それが何かは、読んでいないのに読んだ人から聞いてみてもあまり意味がないように思います。
それよりも実際に手に取って読んでみるべきです。
読んでみなければわからないことがたくさんあるし、
読む人によってさまざまな受け取り方があるはずですから。
 
現代には情報が溢れ返っていて、以前なら知る由もなかったことについて、
あるいは知りたくないけど知らざるを得ないこともたくさんあります。
なにをどう使ったらいいかわからないほどです。
つまり情報の取捨選択が必要になってきます。
 
でも、古典はそうではない。
安心して身を委ねていいわけです。
それだけの価値がある確率が高いと言ってもいいかもしれません。
 
 
・“速読”ではなく、あえてジックリ“遅読”することの楽しさ
古典の読み方は“遅読”がオススメです。
情報が溢れていると、質の高い情報をいかに選び出すかということと、
それをどれだけ短時間に取り込むかということに注力するようになりますが、
古典を読むときはそういうメソッドから離れるべきです。
だから遅読なんです。
 
実際、良い本をじっくり読むのは楽しいです。
時に一日に1ページなんてことがあってもいいんです。
ひとつの文字の意味を一週間考えてもいい。
そんな贅沢な読み方に合っているのは古典や名著です。
 
ファストフードに対抗してスローフードやスローライフが生まれたように、
利便性とか速効性を求める現代の風潮に逆らって、
是非ともスローリーディングを試してみてください。
 
学而時習之、不亦説乎、有朋自遠方来、不亦楽乎
という文章を身をもって実感できるはずです。
 
 

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