東洋医学的日々雑感 本日は大寒、款冬華

いよいよ寒さがきびしくなってきましたが、
それもそろそろ峠のようです。
本日は二十四節季の「大寒」。
そんな時期に感じたことや養生法を少しだけ書いてみました。

 

本日は大寒

本日は二十四節季のさいご、「大寒」。
読んで字のごとく、一年でいちばん寒い時期という意味。
 
1788年に出版された『暦便覧』には、
「冷ゆることの至りて甚だしきときなればなり」
と書かれています。
 
二十四節季は一年を24にわけて季節感を表現しているわけだから、
ひとつの節季はだいたい15日か16日、つまり約半月なんですね。
「これから半月間は、とくに寒さに注意しましょう」ということになります。
 
 
東洋医学的にみると、もっともカラダに悪いのは「寒(冷え)」。
冷えると気の流れが悪くなって、
流れが悪くなると痛みやシビレなども出やすくなるということなんです。
ですからこの時期は、くれぐれもカラダを冷やさないように気をつけてください。
 
貝原益軒の『養生法』にこんなことが書いてあります。
 「冬の朝から出発して遠くへ行く時は、酒を飲んで寒さを防ぐのがよい」
 
寒いからといって、朝からお酒はどうでしょうと思ったら、
続けてこんなことも書いてあります。
 
「空腹で寒気にあたってはいけない。酒を飲まない人は、粥を食べるのがよい。生姜をたべるのがよい」
 お酒以外のことも書いてあってよかったです。
 
 

款冬華(ふきのはなさく)

これは七十二候。
最近ではだいぶ有名になりましたね。
今日は款冬華。
「ふきのはなさく」と読みます。
 
七十二候は、二十四節季をさらに3つにわけているので、
ひとつの候がだいたい5日くらいなります。
 
そんな短い期間でも季節がうつろっていくということを表現していることが、
なんとも繊細な感覚で楽しくなります。
 
 
款冬(かんとう)というのはふきのことで、
その花茎が蕗の薹(ふきのとう)です。
厳冬に氷を破るようにして生えることから、この名がついたとか。
 
あの苦みが春の訪れが遠くないことを感じさせてくれますね。
ああ、なんだかフキミソが食べたくなりました(笑)
 
 

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