追伸! 低糖質が東洋医学的にも効果があるというさらなる3つの理由

− 東洋医学的日々雑感6:「ロカボ=低糖質食」を東洋医学的に考えてみた その2 –

あなたにはだるい、冷える、イライラするなどの不調がありませんか? 
もしあるとしたら、それは糖質のせいかもしれません! 
ということで、東洋医学でロカボがカラダにイイ理由について、前回で書ききれなかた3つの理由について説明します。

これを読んで生活習慣を改め、あなたも健康な生活を手に入れてください!

 

1.五味のアンバランスが不調のもと?

東洋医学ではバランスを重視します。
ところで皆さんは、味のバランスって考えたことありますか?
低糖質にするというより、五味のバランスを考えるとカラダにイイということについて書きます。

 

1−1 そもそも“五味”ってなに?


東洋医学では五行(木、火、土、金、水)という考え方を使い、モノゴトを5つに分類して、それを五臓(肝、心、脾、肺、腎)に対応させ、病気を診断したり治療したりします。
その五行のひとつに五味というものがあります。
酸、苦、甘、辛、鹹(塩味)の5つの味です。

この五味は、適度に摂れば対応する臓に栄養を与えてくれるので、バランスよく摂るのがイイとされています。
例えば韓国の宮廷料理では五味すべてがキチンと食卓に並びます。

ところがこの5つの味の中で食べ物にもっとも多いのは甘味なんですね。
「なんだ、甘いものをたくさん食べなきゃいいんでしょ?」と思っているあなた、お米も五味では甘味に分類されるんですよ。
だから自分でこの五味のバランスに注意しないと、甘味だけを摂りすぎてしまうんです。
東洋医学的には、これは問題です。

 

1−2 バランスのイイ食事って?


西洋医学的に考えても、同じようなことが言えます。
よく「バランスのイイ食事」と言いますが、そのバランスって三大栄養素ではどうなっているか知っていますか?
*これは以前はPFCバランスといわれ、現在はエネルギー産生栄養素バランスといいます


タンパク質:脂質:炭水化物=13〜20%:20〜30%:50〜65% です。


炭水化物が50〜65%で非常に多いです。
でも、炭水化物(甘いものも含めて)はエネルギーにしかならない栄養素ですよね。つまり、カラダをつくってはくれないということです。
しかもこの数字って、あまり科学的な根拠にもとづいてはいないようです。

どこへ行くにも何をするにも自分で歩いたり動いたりしなければならなかった江戸時代ならいざ知らず、この便利になった現代では絶対的な活動量が少なくなっています。
1日中座っていたなんていう方も多いのではないでしょうか?
日本人は世界的にみても座っている時間が長いと言われているそうです。

それなのにエネルギーにしかならない食べ物を大量に摂っていたら……。
そうです! 前回書いたように、不要なブドウ糖はインスリンによって脂肪として蓄えられてしまうんでしたね。つまり太るわけです。
そういう意味でも、甘味だけを多く摂るのはカラダによくないわけです。

 

 

2.甘味がだるさの原因?

甘味が、東洋医学的に臓腑にどう働くかについて考えてみました。
あなたのその“だるさ” 、それって甘味のせいかも?

 

2−1 元気のもとを作れなくなる


2つ目の理由は、甘みが“だるさ”のもとになるということ。

東洋医学では気、血、水はカラダのなかで巡っていなければいけないといいます。
流れが悪くなると病気の原因になると考えるんです。
甘味を大量に摂ると””という臓の働きが悪くなります。

脾は食べ物を消化して気や血をつくりますが、働きが落ちるとカラダの元気のもとである“気”を作ることができなくなります。
元気のもとである気が少なくなると、カラダを動かしづらくなり、だるくなるわけです。
気力もなくなるので、なんとなくやる気が出ないといった症状も出てきます。

そうなんです! あなたのその“やる気のなさ”はじつは甘いもののせいだった、なんて可能性もあるんですよ。

 

2−2 浮腫みと冷えの原因


さらには、甘味を過剰に摂ると前回も書いたように水の停滞も起こります。

水は自然界でも低い方へ流れるし、冷たいですよね。
なので、カラダの中で水の流れが悪くなると、その水はカラダの下の方に集まって、浮腫んだり冷えたりする原因にもなるわけです。
低糖質にするとオシッコの出が良くなるのも、水の巡りが良くなるからです。

やはり糖質の摂りすぎはイイことありませんね。

 

 

3.どうして糖質を摂るとイライラするのか?

つぎに、糖質を摂るとなぜイライラするのか、ということについて説明しましょう。

先ほどの脾が弱ると、五行の五臓どうしの関係性から、””という臓のはたらきが過剰になります。
肝は気の流れをコントロールしている臓で、特に感情と密接な関係があります。
はたらきが過剰になるとイライラ、怒りっぽいなどの感情が出やすくなってしまうんです。
逆に肝の気が弱まるとこんどは“うつ”っぽくなります。

そういうわけで、糖質を過剰に摂るとイライラしやすくなるんですね。


脾が弱る → 肝のはたらきが過剰になる → 気が停滞する → イライラする


最近、世の中にイライラしている人が多い気がしませんか? 
その原因はもしかすると甘いものの食べ過ぎかもしれませんね。

 

 

4.まとめ

最後に本日の内容のまとめです。


・5つの味(酸・苦・甘・辛・鹹)はバランスよくとるのがイイ

・甘味をとり過ぎるとだるい、やる気が出ない、冷える、などの症状が出やすくなる

・甘味のとり過ぎで、イライラしたり怒りっぽくなる    


日本にはもともと、ハレとケという世界観があるのだと民俗学者の柳田國男は言っています。晴れ着とか晴れ姿っていう言葉にもなっていますね。

ハレ(晴れ、霽れ)はお祭りや祝い事、年中行事などの非日常のこと。
ケ(褻)は普段の生活である日常のこと。

お餅や赤飯、お酒、甘いものなどは、本来はこのハレの日の食事だったわけですね。
ですから、「スイーツをまったく食べないようにしましょう」とはいいません。せめてたまに自分へのハレの日のご褒美くらいに考えておくのがイイかもしれません。

追加で1冊だけ読むといい本をご紹介します。糖質制限は子供にもいいという内容で、北九州の人気塾講師が豊富な事例でわかりやすく教えてくれる本です。

「糖質制限」が子供を救う(三島 学著、江部康二監修)

 

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