読書案内的「東洋医学×分子栄養学」その3
『体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!』

前回の認知症にならないためにいまから出来ること その1で書いたのは、炎症をなくすことでした。
健康でいるための第一歩はこれです。
 
無自覚な慢性的な炎症は、様々な理由で問題です。
そのあたりのことをとても分かりやすく書いてあるのが、今回ご紹介する「体内の「炎症」を抑えると、病気にならない!」です。
 
炎症がどうしてカラダによくないのか?
慢性炎症はどんなところで起きやすいのか?
なぜ肥満は炎症を助長するのか?
そういったとこについて、とても平易に書かれています。
 
炎症には急性炎症と慢性炎症があると前回書きました。
炎症自体は、カラダにとってとても大切な治るための反応です。
ただ、微細な炎症が持続的に続くことで、カラダにとって不利益がいろいろとあるというわけです。
 

▪️東洋医学では…

ところで、東洋医学ではそういうことをどうとらえるのか、ちょっと考えてみましょう。
「カラダに熱がある」というと、西洋医学では体温計で測ります。
37度を超えていたら、「発熱」と定義されます。
 
ところが東洋医学の熱のとらえ方はちょっと違ってもう少し複雑です。
虚と実という考え方を使います。
 
虚とは、カラダに必要なものが足りないこと。
実とは、カラダに不要なものが余分にあること。
 
熱にも虚熱実熱があるわけです。
実熱というのは西洋医学でいう発熱とほぼ同じです。
触ると、特に表面が熱く感じられるし、体温計で測ると37度を超えます。
 
一方の虚熱は、少し分かりにくいかもしれません。
水というものがカラダの成分のかなりを占めていることはご存知の通りですね。
この水、カラダを潤すだけでなく、冷やしてもいるんです。
 
この水が少なくなると、潤いが失われるだけでなく、冷やす力も落ちてきます。
するとカラダの熱と冷えのバランスが崩れて、奥の方に「ほてり」のような微妙な熱が生まれるます。
大抵の場合、表面の皮膚に触れてもあまり熱を感じません。
これが虚熱です。
 
私は、この虚熱が慢性炎症と似ているのではないかと考えています。
つまり、虚熱の一部は「慢性炎症」ではないかということです。
 

▪️「肥満」は炎症の温床

本書では、慢性炎症のことを「くすぶり」と表現しています。
まさにその通りだと思います。
急性炎症は火事だけれど、慢性炎症はくすぶりなんです。
 
慢性炎症がカラダ中に広がる原因のひとつに肥満があります。
脂肪細胞は肥大化すると炎症物質を全身バラまくといわれています。
だから体重のコントロールは大切なんです。
 

▪️炎症を抑えるために

それでは、ポイントをいくつかみていきましょう。
 
炎症に関して、何を食べて何を食べるべきでないかについては、油に注目すべきです。
よくいわれるように、オメガ3系は炎症を抑えオメガ6系は炎症を助長します。
 
日本人は圧倒的にオメガ6が多い食生活になっているようです。
ですから、市販の揚げ物や油を使ったお菓子は避けるようにしましょう。
 
オメガ3系(亜麻仁油やえごま油、魚の脂など)は熱に弱く酸化しやすいので、生のまま食材にかけて食べます。
油を使う調理には、オメガ9系で酸化に強いオリーブオイルを使いましょう。
 
また、体内の慢性炎症を抑えるためにも野菜を取るべきだと書かれています。
野菜には抗酸化物質がいろいろと含まれています
酸化=カラダが錆びること。
この酸化を抑えることで、炎症を抑えることができます。
 
認知症にならないためにも、体内の慢性炎症をなくすための努力を早めにしておくことが大切ですね。
 
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