今まで食事・栄養指導というと、不足していると思われる栄養素を食事やサプリメントで補えばよいと安易に考えていましたが、栄養素の不足を改善するためには、消化吸収の問題や慢性炎症の存在など、その根本原因を理解しなければならないことをこのセミナーを受講することで知りました。
分子栄養学という分野は、患者全体を診る東洋医学の考え方と非常に似ており、鍼灸治療と栄養指導を組み合わせることによって、治療効果が高まることを実感しています。
1人でも多くの鍼灸師が分子栄養学を学び、適切な栄養指導を行うことによって、患者の生活習慣の改善に貢献できることを期待しています。